「学校に行きたくない」
その一言から、親の毎日は大きく変わりました。
最初は、
「少し疲れているだけかな」
「少し休めばまた行けるかな」
そんなふうに思っていました。
ですが、学校へ行けない日が少しずつ増え、気付けば悩みもどんどん増えていきました。
朝は何と声をかければいいのか。
学校とはどのくらい連絡を取ればいいのか。
勉強はどうするのか。
スマホばかり見ていて大丈夫なのか。
兄弟への対応、仕事との両立、祖父母との考え方の違い…。
不登校になると、「学校へ行かない」という悩みだけでは終わりません。
この記事では、わが家が小学校6年生から中学生になるまで実際に経験した悩みをまとめています。
同じように悩んでいる方が、「うちだけじゃなかったんだ」と少しでも安心できるきっかけになればうれしいです。
※不登校にはさまざまなケースがあります。この記事は、あくまでも「わが家の場合」の体験をもとにまとめています。
不登校になると親が最初に悩むこと

不登校になると、多くの親が最初に感じるのは、
「この対応で本当に合っているのかな?」
という不安ではないでしょうか。
学校へ行かせた方がいいのか。
休ませてもいいのか。
このままで将来は大丈夫なのか。
毎日が初めて経験することばかりで、誰も正解を教えてくれません。
私自身も、不登校について調べては安心し、また翌日には違うことで悩む…。
そんな毎日を繰り返していました。
ここでは、不登校になって最初の頃に特に悩んだことを紹介します。
「学校を休ませるのは甘やかし?」と何度も悩んだ
学校へ行きたくないと言われたとき、一番最初に悩んだのは「休ませてもいいのか」ということでした。
無理にでも行かせるべきなのか。
それとも休ませた方がいいのか。
親として本当に迷いますよね。
私も、「休ませることが子どものためなのか」「甘やかしているだけなのか」が分からず、毎日悩み続けました。
同じような葛藤を抱えていた頃の気持ちは、こちらの記事で詳しく書いています。
▶ 「学校に行かせないなんて甘やかし?」不登校の親が追い詰められる理由

「ずるい」と思われるのではないかという不安
学校へ行かず家で過ごしている姿を見ると、
「周りからずるいと思われるのでは?」
そんな不安もありました。
実際に「学校を休めていいね」と言われたり、兄弟が不公平に感じたりすることもあります。
でも本人は、本当は学校へ行きたくても行けない状態だったのかもしれません。
「ずるい」という言葉に親としてどう向き合ったのかは、こちらの記事でまとめています。
▶ 【不登校はずるい?】学校に行きたくない子を休ませるのは甘えなのか|親として悩んだ本音

親も少しずつ疲れていく
最初は「子どものために頑張ろう」と思っていても、毎日悩み続けるうちに親の心も少しずつ疲れていきます。
学校とのやり取り。
家族への説明。
将来への不安。
子どもの前では笑顔でいようと思っていても、一人になると涙が出ることもありました。
そんな私自身が「もう疲れた」と感じた頃のことは、こちらの記事で詳しく書いています。
▶ 【不登校の親も疲れる】学校を諦めた後にしんどくなったこと|長期化して気づいた本音

学校との関わりで悩んだこと
不登校になると、学校との関係は完全になくなるわけではありません。
むしろ、今までとは違う形で学校と関わることになります。
先生からの電話。
欠席連絡。
行事への参加。
「明日は行く」という子どもの言葉。
そのたびに期待したり落ち込んだりを繰り返しました。
ここでは、学校との関わりの中で特に悩んだことをまとめます。
朝の「学校行く?」が苦しかった

朝になると、一番悩んだのが子どもへの声かけでした。
「学校へ行く?」
聞かなければ欠席連絡ができません。
でも聞くことで、子どもを追い詰めてしまうのではないか…。
毎朝、その一言をどう伝えればいいのか悩み続けました。
わが家で試行錯誤した朝の声かけについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 不登校の朝の声かけはどうする?「学校行くの?」と聞くしかなかった親の本音

学校からの連絡がつらかった

学校の先生は心配して電話をくれます。
「今週は来られそうですか?」
「何か困っていることはありませんか?」
ありがたい気持ちはあるのに、その電話が鳴るたび胸が苦しくなっていました。
「行けそうです」とも言えない。
「もう無理です」とも言えない。
学校との距離感に悩んだ日々については、こちらの記事で詳しく書いています。
▶ 不登校の学校連絡がしんどい…「来れそうですか?」に悩み続けた親の本音

勉強しないことへの不安

不登校になると、どうしても不安になるのが勉強です。
「このままで高校行ける?」
「将来困らない?」
そんな不安はずっとありました。
タブレット教材も試しました。
一緒に勉強したこともあります。
でも、続けることは簡単ではありませんでした。
▶関連記事
不登校で勉強しないと将来どうなる?高校に行けるのか不安になる親の本音

スマホ・ゲーム・テレビばかり問題

不登校になると、スマホやゲーム時間が増える子も多いと思います。
うちの子もそうでした。
「このままでいいのかな」と何度も悩みました。
でも、他に夢中になれることを見つけるのも簡単ではありませんでした。
▶関連記事
不登校でスマホばかり…ゲーム・テレビ漬けの毎日に悩んだ母親の本音

毎日の昼ご飯問題

学校へ行っていれば給食があります。
でも不登校になると、毎日お昼ご飯を家で用意しなくてはいけません。
しかも、「栄養をちゃんと考えなきゃ」というプレッシャーもありました。
でも、毎日完璧になんて出来ませんでした。
▶関連記事
不登校の昼ご飯がしんどい…毎日の食事作りに悩む母親の本音

留守番させて大丈夫なのか

仕事へ行く間、家で留守番をさせることに悩む親も多いと思います。
うちも高学年だったので、留守番をしていた時期があります。
でも、仕事中もずっと気になっていました。
「一人で大丈夫かな」
そんな不安はずっとありました。
▶関連記事
不登校の小学生を留守番させても大丈夫?親が悩む“家での過ごし方”

不登校になると仕事との両立も難しくなる

不登校になると、仕事との両立に悩む親も少なくありません。
・朝の対応
・送迎
・急な欠席
・スクールカウンセラー
・学校連絡
子どもの状態に合わせると、働き方を変えざるを得ないこともあります。
▶関連記事
不登校の子どもを置いて仕事へ行けない…母親が悩む“働き方”の現実

兄弟との不公平感問題

不登校ではない兄弟から、「お姉ちゃんだけずるい」と言われることもありました。
学校へ行かない。
宿題もない。
家でゲームをしている。
兄弟から見れば、不公平に見えるのかもしれません。
親として、どう説明すればいいのかわからず悩みました。
▶関連記事
「お姉ちゃんは休めるのに」不登校の兄弟がいる家庭で親が悩むこと

行事だけ参加する問題

うちの子は、毎日は行けなくても、行事だけ参加したい時がありました。
「楽しい時だけ来るなんてずるい」
そう思われることもあるかもしれません。
でも本人の中では、「出来るなら普通に学校生活を送りたい」気持ちもあったのだと思います。
▶関連記事
不登校なのに行事だけ来るのはなぜ?親として感じた葛藤

祖父母との考え方の違い

不登校になると、祖父母との価値観の違いに悩むこともあります。
「甘やかしじゃない?」
「学校へ行かせないと」
そんな言葉に苦しくなることもありました。
周囲は心配して言っている。
でも、毎日向き合っている親とは、感じ方が違うこともあります。
▶関連記事
不登校で祖父母と考え方が合わない…親がしんどくなる理由

「学校に行かせないなんて甘やかし?」と悩むこともある

不登校になると、親自身も
「これでいいのかな」
と何度も不安になります。
休ませることは甘やかしなのか。
学校へ行かなくて大丈夫なのか。
そんな葛藤を抱えながら、毎日を過ごしていました。
▶関連記事
「学校行かせないのは甘やかし?」不登校の親が追い詰められる理由

不登校には本当にいろいろな形がある

不登校には、本当にいろいろな形があります。
・部屋に閉じこもる子
・昼夜逆転する子
・家では普通に過ごす子
・行事だけ参加する子
どれが正しい、どれが間違っている、という簡単なものではないのだと思います。
だからこそ、親も悩み続けます。
「これでいいのかな」
と不安になりながら、毎日を過ごしている家庭も多いのではないでしょうか。

まとめ

不登校になると、親もたくさん悩みます。
朝の声かけ。
学校との距離感。
勉強。
スマホ。
兄弟。
仕事。
祖父母。
正解がわからないまま、毎日を過ごしている親も少なくありません。
私自身も、今でも
「あの時どうするのが正解だったんだろう」
と思うことがあります。
でも、不登校には本当にいろいろな形があります。
だからこそ、「こうすれば正解」という簡単なものではないのかもしれません。
悩みながら、迷いながら、その家庭なりの形を探していくしかないのだと思います。

