不登校なのに行事だけ来るのはなぜ?“ずるい”と言われる子どもの本音

不登校なのに行事だけ来るのはなぜ?“ずるい”と言われる子どもの本音
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「不登校なのに行事だけ来るのってなんで?」

そんなふうに感じたことがある人もいるかもしれません。

実際、検索でも

「不登校 行事だけ来る うざい」
「不登校 修学旅行だけ来る」
「好きな授業だけ来るのはずるい」

など、モヤモヤした声が多く見られます。

確かに、毎日学校へ通っている子から見れば、「楽しい時だけ参加している」ように見えることもあると思います。

実は、うちの不登校の子どもも行事には参加します。

だからこそ、「なんで行事だけ来られるの?」と思う気持ちも、まったくわからないわけではありません。

ですが実際には、「毎日は行けないけれど、本当は戻りたい」そんな葛藤を抱えているようにも感じています。

目次

不登校でも「行事には行きたい」子はいる

不登校でも「行事には行きたい」子はいる

不登校といっても、状況や理由は本当にさまざまです。

・教室に入れない
・勉強がつらい
・友達関係が苦しい
・先生との関係がしんどい
・人前で話すのが怖い
・周囲の目が気になる
・集団生活が苦手

など、子どもによって苦手なものは違います。

うちの子の場合は、「自分に向かってくるもの」が特に苦手でした。

例えば、

・発表
・先生から当てられる
・周囲に見られる
・注目される

こういう場面への緊張感が強かったように思います。

そのため、

・運動会
・発表会

など、「見られる」「注目される」行事は難しい状態でした。

でも一方で、

・遠足
・宿泊研修
・そこにいるだけでもいい行事

には参加したい気持ちがあるようでした。

行事には参加出来ても、毎朝「学校へ行く」ということには大きなハードルがある子もいます。
不登校家庭の朝の声かけについてはこちらの記事でまとめています。

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「楽しいことだけ参加してずるい」と思う気持ちもわかる

「楽しいことだけ参加してずるい」と思う気持ちもわかる

正直、私自身も「なんで行事だけ行けるんだろう」と思わないわけではありません。

毎日の授業には来ない。

でも遠足や宿泊行事には来る。

それを見ると、「楽しいことだけ参加してる」ように見える人がいるのも自然だと思います。

実際、学校へ頑張って通っている子どもたちからすると、「ずるい」と感じることもあるのかもしれません。

でも「戻りたい気持ち」があるようにも見える

でも「戻りたい気持ち」があるようにも見える

ただ、親として見ていると、「学校そのものが嫌」というより、「本当は戻りたい」気持ちもあるように感じます。

友達に会いたい。

みんなと同じように過ごしたい。

出来ることなら普通に学校生活を送りたい。

でも、毎日は難しい。

そんな葛藤があるように見えるのです。

だからこそ、本人なりに「これなら行けるかもしれない」という1歩として、行事に参加している部分もあるのかなと思っています。

「好きな授業だけ来る」のも不思議ではなかった

「好きな授業だけ来る」のも不思議ではなかった

検索では、「好きな授業だけ来るのはなぜ?」という声もあります。

でも実際、うちの子も「この授業なら行ける」という日がありました。

好きな科目。

苦手ではない先生。

安心出来る雰囲気。

そういう条件が重なると、出席出来ることもありました。

だから、「なんでも嫌」というわけではないのだと思います。

不登校というと、「学校全部が無理」というイメージもありますが、

実際には、“出来ることと出来ないことが混ざっている”子も少なくないのかもしれません。

周囲から見ると理解されにくい

周囲から見ると理解されにくい

ただ、この状態は周囲からするとかなりわかりにくいです。

毎日は来ない。

でも行事には来る。

好きな授業には来る。

そうなると、

「結局、行けるんじゃないの?」
「ただ嫌なことから逃げてるだけでは?」

と思われることもあります。

親としても、説明が難しいです。

私自身も、「なんでこの行事は行けるんだろう?」と思うことがあります。

だから、周囲が不思議に感じるのも自然なのかもしれません。

不登校は「0か100か」ではない

不登校は「0か100か」ではない

不登校というと、「完全に学校へ行けない」イメージを持つ人も多いかもしれません。

でも実際には、

・午前だけ
・保健室だけ
・好きな授業だけ
・行事だけ
・別室だけ

など、さまざまな形があります。

毎日は難しい。

でも、少しだけなら関わりたい。

そんな気持ちを持っている子もいるのだと思います。

親も「これでいいのかな」と悩んでいる

親も「これでいいのかな」と悩んでいる

正直、私自身も、「行事だけ参加させていいのかな」と悩むことがあります。

毎日行っている子から見れば、不公平に感じるかもしれない。

「ずるい」と思われるかもしれない。

でも一方で、「行ってみたい」と思えた気持ちは大切にしたい。

その1歩を否定したくない。

そんな気持ちもあります。

親だって、何が正解かわからないまま悩んでいるのです。

不登校になると周囲とのズレに苦しくなることもある

不登校になると周囲とのズレに苦しくなることもある

不登校になると、

「なんで行事だけ?」
「甘やかしでは?」

など、周囲との感覚の違いに苦しくなることがあります。

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また、家では元気そうに見えることで、「ずるいのでは?」と悩む親も少なくありません。

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兄弟がいる家庭では、「お姉ちゃんだけずるい」と言われて悩むこともあります。

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まとめ

まとめ

不登校なのに行事だけ参加する。

それを見ると、

「ずるい」
「楽しいことだけ来ている」

と感じる人もいるかもしれません。

実際、親の私自身も、そう思わないわけではありません。

でも一方で、

「本当は戻りたい」
「みんなと同じようにしたい」

そんな葛藤を抱えているようにも感じます。

不登校は、「全部無理」ではなく、“出来ることと出来ないことが混ざっている”場合もあります。

だからこそ、周囲からは理解されにくく、親も悩み続けるのかもしれません。

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この記事を書いた人

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50歳の専業主婦が、3人の娘たちの行動に悩まされながら、在宅ワークや単発バイトなどの仕事をしております。
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