子育て

小学生の宿題をつきっきりで見ても大丈夫?手伝い方とは

宿題をする小学生の女の子

自分は小学生の時、こんなに宿題ってあったっけ?と思うのは私だけでしょうか?

うちには2人の小学生がおりますが、毎日必ず宿題があります。

今は土日が休みですし、50歳になる親の私の時代とは違うというのはわかっているのですが、毎日毎日宿題をするのは大変だなぁと親も子どもも思っております。

先生も毎日の授業だけでも大変なのに、宿題のプリントなども用意して、次の日には丸付けまでしなくてはいけないのでは、休む暇もないですよね。

子どもも小学生中学年や高学年にもなれば、自分一人で終わらせることも出来るのでしょうが、まだ低学年のうちは親が見てあげなくてはいけないという事が多いと思います。

毎日、学校から帰ってきて、宿題、食事、お風呂と一通り終わるころには寝る時間・・・。親としてはゆっくりしたかったり、子どもにも「宿題、早く終わらせて」と思う事がない方がいいと考えてしまいます。

小学生の宿題はつきっきりで見なくてはいけない?

宿題をする小学生の男の子宿題を自分から取り組み、さっさと終わらせて、明日の準備、寝る支度を自分でやってくれたらうれしいと思ってしまうものです。

小学生は、いつになれば自分で宿題を終わらせられるのか?それはその子によるのでしょうが・・・

毎日、宿題がある?

うちの子どもたちは、毎日宿題があります。

作る先生も大変だなと思います。

うちの小学生の場合ですが、小学生低学年の時は親も確認のサインをしたりします。

確かに宿題がなければ、家で勉強をする気にもならないのかもしれませんし、あった方が学校で教えてくれたことの復習が出来るのでいいと思ってはおります。

自分で宿題を終わらせられる?

もちろん、その子一人ひとりの性格や学年にもよると思いますが、小学生低学年のうちはなかなか一人では終わらせられないのではないでしょうか?

宿題を親が付き合う事になる原因

  • 宿題のプリントの問題の意味がわからない
  • 答えがわからない
  • 一つ一つを説明しなければ、何を書いていいかわからない
  • 一人では集中して最後まで終わらせられない
  • 教科書を見ても、答えがわからない
  • 楽しくない
  • 他の事が気になっている

もちろん、つきっきりでいなければいけないわけではないと思いますが、わからない部分があれば親に聞いてくるので、何度も何度も聞いてくることをするとなると、隣で座っていた方がいいかと、つきっきりになってしまいます。

一つわからないことがあって、親が近くにいなければ、他の事に目が行って宿題をすることをやめてしまう事もあります。

つきっきりでもなかなか進まない?

子どもは宿題でわからない事は、親に聞くことが多いでしょう。

わからなかったから。「明日、先生に聞こう」という事はあまりないのではないでしょうか?

宿題のわからなかった部分を親が必死に説明しても、子どもは理解できない事があると、すぐに集中を切らせてしまいます。

「なぜこうなったのか?」と考える前に、親が教えていると「わからない」「疲れた」と勉強に対して「やめたい」という気持ちが出てきます。

親に宿題を教えてもらう時の子どもの気持ち

  • まったくわからない
  • どうせ考えてもわからない
  • 答えを教えてほしい
  • 早くやめたい

どうしても、対先生ではなく、対親になると、このような状態になることが多いのです。

子どもに宿題を教える時の親の気持ち

  • 答えを教えるのは簡単だけど、質問の意味を考えてほしい
  • やる気を出すにはどうしたらいいんだろう
  • 根本的にわかってないな
  • やる気ないし、教えてもムダっぽい
  • だらだらして、まったく終わる気がしない
  • だんだんムカムカしてしまう

子どもは親に対しては【甘え】があるので、親に教えてもらうと、だらだらになり、親もイライラしてケンカになる・・・そのような家庭が多いのではないでしょうか?

タブレットでの宿題の方が楽しい?

タブレットで宿題をする女の子うちの小学校は週末にタブレットを持ち帰り、先生が用意してくれたタブレット内の宿題をします。

平日はプリントの宿題ですが、週末のタブレットの宿題の方がスムーズに進みます。

子どもにとってタブレットというのは、ゲームに近い存在なのではないでしょうか?

タブレットの方がスムーズに進む理由

プリントと比べるとスムーズに宿題を出来るには理由があるようです。

プリント タブレット
机とイスがある場所が必要 どこででも出来る
筆記用具を用意する 筆記用具がいらない
間違うたびにケシゴムが必要 ボタン一つで間違いを消せる
答えがあっているかどうかわからない 丸付け機能や間違った所を教えてくれる

間違っているかどうかが、プリントの宿題では、親に確認する必要がありますが、タブレットだとすぐにわかるので、親としてもかなりラクになります。

小学生の宿題の正しい手伝い方

勉強する子ども親も子供も、先生も、毎日毎日の宿題は大変です。

子どもはテレビも見たい、ネットも見たい。ゲームもしたい、遊びたい!

しかし、宿題をして夕食を食べ、お風呂に入り、寝る。

それだけで平日の夜は大忙しです。

親も宿題は見てあげなければいけない。ゴハンを作って、後片付けをして、お風呂、寝かせる・・・。毎日毎日大変です。

先生も学校の授業の準備、宿題の丸付け、宿題の用意・・・本当に大変だと思います。

先生が毎日用意してくれる宿題は、親も子どもも大変ですが、やはりうちの子どものように、学校以外で勉強しない子どもにとっては復習の意味でとても大切です。

毎日毎日、子どもにイライラし、ケンカ状態になり、とても面倒。

親が付いていなければ、終わらないのでは困ってしまいます。

親子で話し合い計画をたてる

宿題をやりたくてもまったくわからない、内容が理解できないことも多いのでしょう。

宿題について、これからどうするのかを親子で話し合ってみることが大切です。

  • 勉強することはとても大切なことだと理解してもらう
  • 宿題をする時間はもちろん、終わった後に遊ぶ、おやつを食べるなど、どういうスケジュールを立てれば出来そうなのかを考えさせる
  • 母親父親もわからない所は相談に乗ると約束し、自分の力でとりあえずやってみてくれたらうれしい事を伝える

学校でならったことを家で宿題をして復習することで、きちんと理解することが出来れば、これからもどんどん出来るようになることをわかってもらい、勉強が楽しくなる、やる気がでる工夫が必要。

宿題する場所時間を決める

子どもにとっての勉強がしやすい場所、環境を用意してあげましょう。

近くに親がいる方が安心という子どももいれば、静かな場所で集中したい子どももいます。

その子にあった場所を決めておくことが大切です。

宿題をする時間は、きちんと決めましょう。

学校から帰ってきたらすぐに始める。習い事から帰ってきたら晩御飯の前に終わらせるなど、子どもが集中して出来る時間帯を決めておくことで、習慣化がしやすくなります。

まずは自分で取り組ませる

どうせ質問されるし、わからないだろうからと最初から親がとなりに座っていたのでは、自分で出来る力が身につきません。

まずは自分で宿題をやってみる事が大事です。

「もし、わからない時は呼んでね」と声掛けしておいても大丈夫ですが、時間になっても始まる気配がないからと𠮟りつけるのは、余計に宿題をやる気がなくなってしまいます。

わからないところは教えるのではなく手伝う

まったくわからないから時も、答えを教えるのは避けましょう。

わからなければ、教えてもらえると思ってしまっては、考える力がつきませんし、頭に入らないものです。

もし、わからないところがあれば、少し前の問題や簡単な問題からもう一度やってみるなどして、わかるまでやってみる。

もしくは、問題の解き方のヒントを出すなどにしましょう。

最初から最後まで口を出し、答えを教えていたのでは、問題の意味を理解できないだけではなく、わからなくても困らないという事になってしまいます。

計画通りにいかない時はまた話し合う

自分で決めたからと言っても、最初から時間も勉強の仕方もうまくは行きません。

うまく行かない時は、どこが悪かったのか、どうすればいいのかをもう一度話あってみましょう

もし間違っても、もう一度やってみればいい、やり直してみればいいとわかってくれると、失敗をおそれなくなります。

もし、スケジュール通りに進まないのであれば、どこに無理があったのか、うまく進めるためにはどこを直せばいいのかなどをもう一度はなしあってみましょう。

問題を理解してもらうためには、自分の頭で考え、どこがわからないのか、どうしたら出来るようになるのかなど、自分で答えを出していけるようにフォローするだけにしておく事が必要です。

うまく出来たことをほめる

予定通り、宿題を進める事が出来た。

全てではなくても、自分の力だけで問題を解けることが出来た。

など、一つでも出来たことがあれば、思いっきりほめてあげましょう。

子どもの自信につながり、勉強以外のことでも、やってみるキッカケになるものです。

 

小学生の宿題をつきっきりで見るというのは、親も大変です。

なにより子どもの為にもならないのです。

子どもにつきっきりで勉強をみてあげていても、答えを教えてあげる、ずっと問題の解き方を教えてあげていたのでは、子どもに力はなかなかついていきません。

自分の力でやってみて、自分のわからない部分を自覚することで、わかったときの喜びが大きく、また頑張ってみようと思うのです。

親もついつい手を差し伸べてしまいますが、きっと子どもは出来るようになると信じ、一緒に話し合い、子どもに決めてもらうことで、どんどん成長していくものです。

 

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