「真ん中っ子って性格悪いよね」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
実は我が家には3人娘がいて、真ん中の子は現在小学校高学年です。
外では「おとなしいね」「きょうだい仲いいね」と言われることが多いのですが、家では姉や妹とぶつかることもしばしば。
何かを言うと
「全部知ってる」
「今やってた」
「わかってる!」
と、まず否定から入ることも多く、母親の私としても「どうして?」と思うことがあります。
育て方なのか、性格なのか、それとも真ん中っ子だからなのか…。
きょうだいの中で育つ環境を考えると、真ん中っ子ならではの事情もあるように感じます。
インターネットでも
- 真ん中っ子は性格悪い
- ひねくれている
- わがまま
というイメージが語られることがあります。
でも、本当にそうなのでしょうか?
この記事では
- 真ん中っ子が「性格悪い」と言われる理由
- 真ん中っ子に多い性格の特徴
- 実際に3人姉妹を育てて感じたこと
を、体験も交えながらまとめていきます。
真ん中っ子は性格悪いと言われる理由
まず結論から言うと、真ん中っ子が性格悪いわけではありません。
ただ、きょうだいの中での立ち位置から、誤解されやすい部分があるのは確かです。
よく言われる理由を見てみましょう。
上と下に挟まれて比較されやすい
真ん中っ子は、常に
- 上の子
- 下の子
に挟まれて育ちます。
上の子は「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だからしっかりしている」
下の子は「末っ子だからかわいい」
そんなイメージを持たれやすいですが、真ん中の子はどうでしょうか。
どうしても
「お姉ちゃんなんだからできるよね」
と言われたり、逆に
「まだ小さいんだから」
と言われたり…。
その時々で 上扱いされたり下扱いされたりする ことがあります。
この微妙な立ち位置が、本人にとってはなかなか複雑なのです。
上の子でも下の子でもそれぞれツライ部分ってありますが、生まれた時は上の子もまだ小さいし、生まれたばかりだとそんなに記憶に残らないから 【上の子優先】 って言われる。
今度、自分より下が生まれると【上の子優先】はどこへやら、あまり構ってもらえなくなる。
親の立場から見ると、3人目が生まれると、1番上は、かなりしっかりしてきている現在を見ている分、2番目にもつい「お姉ちゃんなんだから出来るよね」と判断して、一番上の子の時とは違う対応をしてきたような・・・(反省)
親の注目が分散しやすい
親の立場から見ても、真ん中の子はどうしても構う時間が少なくなりがちです。
一人目の時は、すべてが初めて。
泣けば心配になり、少しのことでも調べたり、付きっきりになったりします。
二人目になると、少し子育てに慣れてきます。
もちろん大切な子どもには変わりませんが、「これくらいなら大丈夫かな」と余裕が出てくるのも事実です。
そして三人目が生まれると、赤ちゃんのお世話が中心になります。
結果として、真ん中の子は親に構ってもらう時間が一番少なくなりやすいとも言われています。
きょうだいの真ん中っ子って生まれてから、ずっとツライんですね。
負けず嫌いになりやすい
真ん中っ子は生まれたときから
「自分より上の存在」
がいます。
お姉ちゃんやお兄ちゃんは、何でも先にできるようになります。
- 勉強
- スポーツ
- 生活習慣
どれも、自分より先を進んでいます。
それを見ていると
「負けたくない」
という気持ちが強くなることがあります。
負けず嫌いが強いのは決して悪いことではありません。
むしろスポーツや勉強では大きな強みになることも多いです。
真ん中っ子に多い性格の特徴

なんだかあまり良いイメージがない真ん中っ子。
もちろん性格は人それぞれですが、真ん中っ子に多いと言われる特徴もあります。
決して真ん中だから「こういう性格!」と決めつけられないものなのに、真ん中っ子やB型と言うと、変わった人なんて思われがち。
有名な歌の【だんご三兄弟】では 自分が一番 なんて言われてます。
あとはよく聞くところで、マイペース 自由 一人遊びが好き などありますね。
マイペース
上の子と下の子の間で育つため、自然と「自分の世界」を作ることが上手になります。
周りが騒がしくても、自分のペースを保てる子が多いです。
一人遊びが得意
真ん中っ子は、比較的早い段階から
「自分で遊ぶ」
ことを覚えます。
親が忙しかったり、きょうだいがいたりする中で、一人の時間を楽しめる力が育つのです。
空気を読むのが上手
きょうだいの間で育つと、自然と
- 親の様子
- 兄弟の気持ち
などを感じ取る力が育ちます。
そのため、大人になってから
- 人間関係が上手
- 協調性が高い
という人も多いと言われています。
まとめ
上の子下の子との年の差や、男女の違いもあるので、やはりその子によって色々ですが・・・
生まれた時から、上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいて、自分にはどうしても勝てない相手(お姉ちゃんやお兄ちゃん)が、常に自分より先を行くわけです。
勝てないとはわかっていても、認めたくない、どうしても負けたくない、ましてや自分より下の子にはもっと負けたくないという気持ちが強いように見えます。
つまり、【負けず嫌い】が強いです。
それは決してダメな事ではなく、その部分はこれからプラスに働くこともとても多いと思えます。
常に周りにはライバルがいる訳ですから、これからスポーツをする時にはとても強い武器ですね。
まんなかっこだからこういう性格なんだ!というより、どうしても親から構ってもらう時間が少なくなり、上の子の強い部分、下の子の甘えっこの部分を見ながら生活しています。
そこから一人遊びを学び、自分の頭で考え、学びながら成長しているのでしょう。

真ん中っ子の育ってきた環境
少し親の立場から、きょうだいの育ち方を考えてみます。
1人目誕生
すべてが初めての子育て。
泣くだけでも心配になり、ネットや本で調べながら必死に育てます。
2人目誕生
赤ちゃんのお世話と言う意味では少し余裕というか「これでいいか」というものも出てきます。
ただ、二人同時の子育てはまた別の大変さがあります。
一人が泣けばもう一人も泣く。
上の子もまだ小さい。
結果として、赤ちゃんより 動き回る上の子を優先すること も増えます。
もちろん色んな母親の育て方があるでしょうが、上の子が泣きっぱなしで下の子を優先ということもあるかもしれません。
私の時は「上の子はもうわかっているから優先した方がいい」という言葉をどこかの育児書でみたことで、泣いている2人目の子どもにはミルクを飲ませ、上の子を泣かせっぱなしにせずに優先してきたことが多かった気がします。
3人目誕生
三人目が生まれると、上の子はかなり成長しています。
お手伝いをしてくれたり、赤ちゃんに興味を持ったりします。
その中で、真ん中の子は「上の子を見て真似をする」という立場になります。
このように考えると、真ん中の子は自然と自立する力を身につけていくとも言えるのかもしれません。
まとめ
環境から見てみると、二人目の子は、少し子育てに慣れてきた親に育てられるという事が大きいのではないでしょうか?
初めての子育ては、すべてが初めての連続で、泣いてるだけでもパニックになったり、心配しながら、色々と調べながらの子育て
二人目になると、少し余裕が出来てくる
余裕と言っても、テキトーに扱うわけではなく、一人目で経験したことは少しラクにこなせるようになる
赤ちゃんへの接し方という点では少しラクになるが、二人のちっちゃな子の面倒を見るという事はもちろん初めての経験
一人が泣き出すと、もう一人も大泣き
一番上は今まで泣くとすぐに駆け付けて来てくれたわけで、来てくれるまで泣き止まず
二番目ももちろん要求を満たされるまでは泣くけれど、まだ自分では起き上がれないというハンデがある分、寝かせておけば危険度は少ない訳で、どうしても後回しにされがち
つまり、生まれてすぐにほっとかれることが多いのですね。
三人目が生まれると、一番上は多少わかる年になっているせいか、下が生まれたことを理解し、お世話をしてあげたくなる。真ん中はそんな上を見ているのでマネをする。
三番目は今までと違い、上の子たちの協力のもとでお世話を出来るわけで、上の子たちのあたふたが少ない分、手をかけてあげられる
結果、真ん中っ子はどうしても 親から構ってもらう時間が少なかった と言えます。
けして愛情不足ではなくても、我慢をすることを覚えてしまったわけですから、一人で遊ぶことや、まわりがギャーギャーいってても集中できる力をつけていくのです。
真ん中っ子は寂しさを乗り越えて成長している
真ん中っ子は
- 甘えたい
- 抱っこしてほしい
そんな気持ちがあっても、下の子が優先される場面もあります。
その中で「我慢する」ことを覚える子も多いです。
もちろん愛情がないわけではありません。
ただ、
- 上の子は褒められる
- 下の子は甘えられる
そんな中で、真ん中の子は「自分は大丈夫」と頑張ってしまうことがあります。
その姿を見ると、親としても胸が痛くなることがあります。
真ん中っ子が注目してほしくて取る行動
真ん中っ子は「注目してほしい」という気持ちが強くなることもあります。
その結果
- いたずらをする
- 口答えをする
- 自己主張をする
などの行動が目立つことがあります。
でも、それは親に見てほしいサインなのかもしれません。
真ん中っ子はひねくれていると言われる理由

真ん中っ子は
「ひねくれている」
と言われることもあります。
しかし実際は
- 我慢することが多い
- 周りをよく見ている
という性格が影響していることもあります。
自分の気持ちをストレートに出すより、少し遠回しな表現になってしまうこともあるのです。
親の愛情を独占することが難しい真ん中っ子。
下が生まれるまでの間までは末っ子として生きてこられましたが、親に甘えたい時期には下の子が親を独占していることが多いので、我慢することを余儀なくされます。
自分が甘えたい、抱っこしてほしいときにも、下の子がぐずっていると「迷惑をかけてはいけない」と自分の気持ちを抑えてきました。
その分、ほめてほしい!注目してほしい!という願望が強いといえます。
甘えたいのに、甘えれない分、「わたしは甘えなくても大丈夫!」と頑張っている真ん中っ子。
注目をしてほしくもなります。
注目されるためには「自分はスゴイ」ということもアピールしなければいけません。
特にはいたずらをすることで、親がこちらを向いてくれる時間が増えるかもしれません。
アピールし続けなければ、なかなか自分の方を向いてくれないこともあります。
きょうだいでケンカをすれば、上と下がくっついて自分だけ【のけもの】のこともしばしば・・・。
上は褒められ、下は甘えて可愛がられ、そんななか真ん中っ子は上扱いされたり、下扱いされたりでたまったものではありません。
どうしたって、強くなければ生きていけません。
強くなるために、頑固にもなり、マイペースにもなり、一人でも遊ぶことを覚えていくのです。
それを「性格悪い」にされるのは、ツライものです。
真ん中っ子はかわいそう?
「真ん中っ子はかわいそう」という言葉もよく聞きます。
確かに
- 親の時間が分散する
- 上と下に挟まれる
という環境はあります。
でもその分
- 自立心
- 協調性
- 観察力
が育ちやすいとも言われています。
必ずしも「かわいそう」と決めつけるものではありません。

真ん中っ子は性格が悪いわけではない
真ん中っ子は
- 頑固
- マイペース
- 自己主張が強い
と言われることがあります。
でもそれは強く生きるために身につけた力なのかもしれません。
きょうだいの中で育つ環境は、それぞれ違います。
上の子にも、下の子にも、真ん中の子にも、それぞれの大変さがあります。
大切なのは「真ん中っ子だからこういう性格」と決めつけるのではなく、その子の個性として見てあげることなのだと思います。
まんなかっこと言っても、やはり十人十色。
もともと生まれ持った性格だったり、家族構成だったり、みんな違います!
真ん中っ子だって、親からほっとかれる時間はほとんどなかったという子もいっぱいいます。
一番上、下もそうです。
私もまだまだ試行錯誤の毎日ですが、その子一人ひとりの個性を大切に認めてあげて、一緒に成長していきたいものです。
真ん中っ子の長所とは?実はすごい性格
真ん中っ子は「性格悪い」「ひねくれている」など、あまり良くないイメージで語られることがあります。
しかし実際には、真ん中っ子には素晴らしい長所もたくさんあります。
きょうだいの中で育つ環境から、自然と身につく力があるのです。
自立心が強い
真ん中っ子は、上にも下にもきょうだいがいるため、どうしても親がつきっきりで相手をする時間が少なくなりがちです。
そのため、小さい頃から「自分で考えて行動する」という力が育ちやすいと言われています。
一人遊びが得意だったり、自分の世界を楽しめる子も多いです。
空気を読むのが上手
真ん中っ子は、上の子と下の子の間にいるため、自然と周りの様子を見るようになります。
- 親が忙しそう
- お姉ちゃん(お兄ちゃん)が怒っている
- 妹(弟)が泣きそう
など、人の気持ちや状況を感じ取る力が育ちやすいと言われています。
そのため、大人になってから
- 人間関係がうまい
- 協調性がある
と言われる人も多いようです。
負けず嫌いで努力家
真ん中っ子は、生まれたときから上のきょうだいという「ライバル」がいます。
どうしても勝てない相手を見ながら育つため、「自分も頑張ろう」という気持ちが強くなることがあります。
この負けず嫌いな性格は、スポーツや勉強などで大きな力になることも多いです。
柔軟な考え方ができる
真ん中っ子は、上の子とも下の子とも関わりながら育ちます。
そのため、年齢や立場の違う人とも自然に付き合えることが多く、柔軟な考え方ができるようになるとも言われています。
真ん中っ子は「損な役回り」と言われることもありますが、実はこうした力を身につけている子も多いのです。
真ん中っ子の育て方で気をつけたいこと
真ん中っ子は、きょうだいの間に挟まれている立場から、少し複雑な気持ちを抱えることもあります。
親として気をつけたいポイントをいくつか紹介します。
「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから」と言いすぎない
真ん中っ子は、時々「上扱い」されることがあります。
例えば
「お姉ちゃんなんだから我慢して」
という言葉。
時には下扱いされ、上の子はすでにやっていることも、まだ早いと言われたり、ある時にはお姉ちゃん扱いされる真ん中っこ。
もちろん状況によって必要なこともありますが、言われ続けると「自分ばかり我慢している」と感じてしまうこともあります。
一人の時間を作ってあげる
きょうだいがいると、どうしても一対一の時間が少なくなります。
そのため
- 二人だけで買い物に行く
- 少しだけ話を聞く時間を作る
など、親を独占できる時間を作ってあげると安心する子も多いです。
頑張りをしっかり認める
真ん中っ子は
- 我慢する
- 空気を読む
ことが多いと言われています。
そのため、つい「手のかからない子」と思ってしまうこともあります。
でも実は、頑張っていることも多いものです。
「助かったよ」
「ありがとう」
そんな一言を伝えるだけでも、子どもにとっては大きな安心感になります。
真ん中っ子の特徴【大人になったらどうなる?】
真ん中っ子は子どもの頃だけでなく、大人になってからも独特の特徴があると言われることがあります。
もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、よく言われる特徴を見てみましょう。
人間関係が上手
真ん中っ子は、小さい頃から
- 上のきょうだい
- 下のきょうだい
の両方と関わって育ちます。
そのため、年齢や立場の違う人とも自然にコミュニケーションが取れる人が多いと言われています。
職場や友人関係でも、調整役になることが多いという声もあります。
自分の世界を持っている
一人で遊ぶことに慣れている真ん中っ子は、大人になっても
- 趣味を楽しむ
- 一人の時間を大切にする
という人も多いようです。
自分の世界をしっかり持っているため、精神的に自立している人も多いと言われています。
自由な発想ができる
上の子と下の子の間で育つ真ん中っ子は、固定された役割が少ないとも言われています。
そのため、自由な発想ができる人も多く、
- クリエイティブな仕事
- 自営業
- 新しいことに挑戦する
などの分野で活躍する人もいるようです。
真ん中っ子は「性格が悪い」と言われることもありますが、環境の中でたくさんの力を身につけながら成長しているのかもしれません。
真ん中っ子に関するよくある質問
Q:真ん中っ子は本当に性格が悪いのでしょうか?
A:真ん中っ子が性格が悪いというわけではありません。
兄弟の真ん中という立場から、負けず嫌いや自己主張が強くなることがあり、それが誤解されることがあります。
Q:真ん中っ子はひねくれやすいですか?
A:環境的に我慢することが多く、素直に甘えるのが苦手な子もいます。
そのため「ひねくれている」と見られることがありますが、実際には周りをよく見ている子が多いです。
Q:真ん中っ子はかわいそうと言われるのはなぜ?
A:上と下に挟まれているため、親の注目が分散しやすいと言われています。
しかしその分、自立心や協調性が育つというメリットもあります。
まとめ
真ん中っ子が「性格悪い」と言われるのは、
- 上と下に挟まれる環境
- 親の注目が分散する
- 負けず嫌いになりやすい
といった背景があるからです。
しかし実際には
- 自立心が強い
- 空気を読む力がある
- 一人でも頑張れる
など、素敵な特徴もたくさんあります。
真ん中っ子だから性格が悪い、というわけではありません。
きょうだいそれぞれの個性を大切にしながら、親としても一緒に成長していけたらいいですね。

