子どもが不登校になると、親の生活は大きく変わります。
その中でも特に悩むのが、「仕事をどうするか」です。
✔ 仕事を休むべき?
✔ このまま続けられる?
✔ 一人で家に置いて大丈夫?
✔ 辞めるしかないの?
そんなふうに悩んでいる親は少なくありません。
私自身、子どもが行き渋りをし始めた時、仕事をしばらく休ませてもらいました。
パートだったから出来たのかもしれません。
当時は小学校6年生。
年齢的には一人で家にいられたのかもしれませんが、それでも私は心配でした。
ずっと家で一緒にご飯を食べたり、テレビを見たりして過ごしていました。
その後、不登校になりながらも学校へ行く日もありましたが、子どものペースを優先しようと思うと、普通に働くことがどんどん難しくなっていったのです。
不登校になると「普通に働く」が難しくなる

もし、「完全に学校へ行かない」と決まっていたなら、逆に働けたのかもしれません。
でも実際はそう単純ではありませんでした。
今日は行けそう。
やっぱり無理。
遅れてなら行ける。
迎えに来てほしい。
毎日状況が変わるのです。
スクールカウンセラーの日もある。
学校へ遅れて送っていくこともある。
早退の連絡が来ることもある。
そして、登校時間になってから「やっぱり行けない」と言われることもありました。
そうなると、急いで昼ご飯を用意しなくてはいけません。
「何時なら行けるのか」
「今日は行くのか行かないのか」
それがわからない状態では、仕事との両立がかなり難しくなっていきました。
一人で家に置いておくのも不安だった

小学校6年生なら、留守番は出来る年齢かもしれません。
でも、不登校の状態で毎日一人にするのは、私には不安でした。
もちろん、仕事を続けながら頑張っている家庭もたくさんあります。
ですが私は、
毎日一人でテレビを見たり、
スマホを見たりして過ごす生活にさせたくない
という気持ちも強かったのです。
家にいて、一緒にご飯を食べる。
たわいない話をする。
ただ同じ空間にいる。
その時間が必要なのではないかと思っていました。
また、勉強の遅れや将来への不安に悩み続ける親も少なくありません。
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結局、私はパートを辞めた

最終的に、私はパートを辞めました。
もちろん、かなり悩みました。
仕事を辞めた方がいいのか。
続けるべきなのか。
本当にこれでいいのか。
何度も考えました。
ただ、当時の私には、子どものペースを優先しながら働き続けることが難しかったのです。
「仕事を辞める=正解」ではないと思う

ただ、これはあくまで我が家の場合です。
私はもともと、「外で働くことが生きがい」というタイプではありませんでした。
だから、家にいる選択をしました。
でも、仕事が好きな人もいます。
外の世界で頑張ることが大切な人もいます。
仕事を続けることで、自分の心のバランスを保てる人もいると思います。
だから、「不登校になったら仕事を辞めるべき」とはまったく思いません。
実際、経済的な問題もあります。
シングル家庭ならなおさら、簡単に辞めることは出来ません。
本当に家庭によって状況は違うと思います。
不登校になると親も「いつ呼ばれるかわからない」

不登校になると、親は常にどこか気を張っています。
学校から電話が来るかもしれない。
「迎えに来て」と言われるかもしれない。
今日は行けるかもしれない。
そう思うと、仕事中でも気持ちが落ち着かないことがあります。
実際、「不登校の子がいると仕事に集中出来ない」と悩む親も少なくありません。
特に、
・行ったり行かなかったりを繰り返す時期
・別室登校
・遅刻登校
・早退
などがあると、働き方そのものを見直さざるを得なくなることもあります。
今は少しだけ働けるようになった

現在は、フリースクールのような場所へ通うようになり、以前よりは仕事が出来る状態になりました。
ですが、そこへたどり着くまでに2年以上かかっています。
「これが正解だった」とは正直まだ言い切れません。
もっと違うやり方もあったのかもしれない。
仕事を続けていた方がよかったのかもしれない。
今でも考えることがあります。
でもその時その時で、必死に選んできた結果なのだと思っています。
不登校になると親も孤独になりやすい

不登校になると、子どものことだけでなく、親自身もかなり追い詰められます。
仕事のこと。
お金のこと。
将来のこと。
そして、「親が甘やかしているのでは?」と言われることもあります。
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まとめ

子どもが不登校になると、親の働き方は大きく変わることがあります。
特に、
・送迎
・スクールカウンセラー
・遅刻登校
・早退
・突然の「行けない」
などがあると、普通に働き続けることが難しくなる場合もあります。
私自身、最終的にパートを辞めました。
でも、それが正解だったのかは今でもわかりません。
家庭によって状況も違う。
親の性格も違う。
経済状況も違う。
だからこそ、「こうするべき」という正解は簡単にはないのだと思います。
それでも、不登校の子どもを支えながら働くことに悩んでいる親は、決して少なくないのです。
兄弟がいる家庭では、「なんでお姉ちゃんだけ休めるの?」と言われて悩むこともあります。
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