「学校に行きたくない」
そう言われた時、最初は「今日は休ませようか」と思えたのに、それが何日も続くと親の気持ちはどんどん苦しくなります。
✔ このまま休ませていいの?
✔ 行かないのは甘えじゃない?
✔ 家では元気なのに、ずるいだけ?
✔ 勉強しなくなったらどうなるの?
実際、不登校の子どもが家でゲームをしたり、動画を見たりしている姿を見ると、親も不安になります。
「本当にそんなにつらいの?」
「ただ学校から逃げているだけでは?」
そんなふうに考えてしまい、罪悪感を抱く親は少なくありません。
私自身も、子どもが学校に行けなくなった時、「休ませるのは甘やかしなのかな」と何度も悩みました。
この記事では、
- 不登校が「ずるい」と言われる理由
- 学校を休ませるのは甘えなのか
- 勉強しないことへの不安
- 親としてどう向き合ったか
について、実体験も交えながらまとめます。
不登校は甘え?

「甘えなのかな?」と思ってしまうのは、子どもが家では元気そうに見えるからです。
ゲームをして笑っている。
YouTubeを見ている。
夜更かしまでしている。
そんな姿を見ると、「学校には行けないのに、それは出来るんだ…」と複雑な気持ちになりますよね。
ですが、不登校の子どもは“学校だけが無理”になっているケースも少なくありません。
学校という場所、人間関係、集団生活、音、空気感――。
本人もうまく説明できないまま、心だけが限界になっていることもあります。
不登校とはどういうことを言うのでしょう?
不登校は、学校に登校していない状態を指す。登校拒否とも言う。
学校に登校していない状況だそうです。
具合も悪くない、理由は教えてくれない。けれど行きたくないという。
親としては考えてしまいます。
- 行きたくないと言ってるからと休ませていいのかな?
- 理由を問い詰めた方がいいのかな?
- あまり休んだら勉強についていけなくなるんじゃないかな
- このまま学校に行けなくなるんじゃないかな
- 行きたくないから行かないのは甘えじゃないのかな?
- これはワガママなんじゃないかな?
もし、学校に行かないわが子が泣き続けている、部屋から出てこない。気持ちが沈んでいる・・・
そんな状況であれば、「甘えなのかな?」「わがままなのかな?」とは思いません。
甘えなのかな?と思ってしまう原因は「学校に行かない子どもが家で元気なこと」です。
不登校になると、「このまま勉強しなくて大丈夫?」「高校へ行けるの?」と将来への不安がどんどん大きくなります。
勉強しないことへの焦りや、親の本音についてはこちらの記事でもまとめています。

不登校で勉強しないのは甘え?
学校を休んでいるだけでも不安なのに、家で勉強までしなくなると親は焦ります。
「このまま何も出来なくなるのでは?」
「完全に怠け癖がつくのでは?」
そう感じるのも当然です。
私自身も、
「少しでも勉強した方がいいんじゃない?」
「みんな進んでるよ?」
と言いたくなることがありました。(はっきり言ってまだ言っています・・・)
ですが、心が疲れ切っている時は、“勉強する気力”そのものがなくなっていることもあります。
まずは、
・朝起きる
・ご飯を食べる
・家族と話す
・安心して眠る
そういう「普通の生活」を取り戻すことが先なのかもしれません。
「休ませるのは甘えなのかな…」と悩む一方で、実はつらいのは“周囲の言葉”だったという親も少なくありません。
「学校くらい行かせないと」「親がしっかりしないと」と言われて苦しくなる気持ちについては、こちらの記事でもまとめています。

不登校はずるい?

不登校が「ずるい」と言われるのは、「自分はつらくても学校へ行っていた」という気持ちがあるからかもしれません。
本当は休みたかった。
でも頑張って行った。
だから、「学校に行かず家にいられるなんて羨ましい」という感情が、「ずるい」という言葉になることがあります。
ですが実際には、不登校の子ども本人も苦しんでいることが少なくありません。
「行かなきゃ」
「でも行けない」
その葛藤を毎日抱えているのです。
学校には行きたくないと言っている子どもが、家では楽しそうにゲームしている。ゴロゴロとテレビを見ている。
そんな姿を見ていると、親としては「学校に行かないのは甘えなのかな?」「学校に行かないことをずるいと思われるんじゃないかな?」と心配になります。
学校での勉強がわからないから、面倒くさいから行きたくないのであればワガママを言っているのかもしれない。
そう考えてしまいます。
実際に原因がわからずに休んでいる子どもに対し、こんな風に思っている人もいるかもしれません。
- 学校を休んで授業をサボってる
- たまに来たら先生から優しくされている
- 好きな授業だけ受けに来ている。
- 好きな行事だけ参加する。
- 特別扱いされている。
- 嫌なことから逃げている。
こんな風に思っている人から見ると、不登校は「ずるい」と思うのかもしれません。
学校に行けないなら行かなくてもいい

まわりにどんな風に見られようと、甘えと言われようといいと思います。
もしかして子どもは自分でも何がイヤなのかわかっていないのかもしれない。
うまく説明できないけれど、学校にいること自体が苦痛なのかもしれない。
学校は確かに勉強や社会の大切な事を教えてくれます。
親としては行かせなくてはいけないと思ってしまいます。
ですが、急がなくてもいいと思います。
家ではゆっくりすごしている。親や兄弟と笑って過ごしている。
そんな姿が見られるのなら、子どもにとって「家は立派な安全地帯」なのです。
家にいる事が一番落ち着く。一番安心できる場所であることが出来ているのであれば、焦ることはないと思います。
もちろん、だからと言ってずっとこのままでいいのかと心配になるのは当たり前です。
学校に行かなくても、朝起きる、夜はきちんと寝る。食事はみんなで食べる。
普通の生活をすることは必要だと考えます。
子どもは自分でも考えています。
- 学校に行かなければならない
- みんなは学校で勉強している
理由がはっきりわかっているのであれば、どうしたらいいのかを考え、解決に向けて進むことが出来るかもしれません。
自分でもよくわからないけれど、ストレスを感じている、学校に行こうとすると具合が悪くなる、そんな事が続くのなら、休ませることは甘えではありません。
心のSOSを受け止めてあげ、支えてあげられるのは親であると思うのです。
もちろん、ただ好きなことだけをして昼夜逆転していく状態を、何も考えず放置していいとは思いません。
必要であれば学校やスクールカウンセラー、外部相談機関に頼ることも大切です。
親だけで抱え込まなくていいのです。
不登校をずるいと思うのは「羨ましい」の裏返し

不登校をしている事は「ずるい」のかな?と心配になります。
「ずるい」と思うのは、「うらやましいと思っている」からであると考えられます。
心と体を休ませている事をずるいとも甘えとも思いません。
ずるいと言う人も疲れていたら休んでいいと思います。
人からなんて言われるか、どう思われるかという事はたいしたことではありません。
自分の子どもが毎日を元気で楽しく過ごすことが一番大切な事なのですから。
学校を休んでも大丈夫

私にも子どもがいますが、小学校の子どもが学校に行けないことがありました。
- このままじゃ勉強についていけなくなる
- お友達だけがどんどん前に進んでいってしまう
- まわりの目が気になる
「学校に行くのが普通だから、学校に行かないのはおかしい」
そんな風に考える人もいるでしょう。
ですが、もし体や心のSOSを無視し、学校に生き続けたら勉強が出来るようになるのでしょうか?
お友達と楽しく笑い合えるのでしょうか?
確かに、勉強に遅れをとることは心配です。
小学校での勉強は全てが基本と言ってもいいほど、大切なものが多いです。
掛け算をはじめる小学校2年生で学校に行けなくなると、掛け算の勉強が出来ません。
掛け算を出来ないまま、3年生になってしまうと算数は何もかもがわからないかもしれません。
それはそれは大変心配です。
でも、大丈夫です。
勉強は後で絶対出来るのです。
やろうと思えば出来る。本人がやろうと思えばどんどん頭に入るのです。
なので、今絶対にやらなくてはいけない訳ではないと思います。
もし、やりたいという気持ちにならなかったとしても、たいした事ではないのではないでしょうか?
勉強は大切ですが、それよりも大切な事もたくさんあるのです。
親との時間であったり、夢中になれることであったり、好きなことであったり・・・。
子どもはまだまだ時間があります。
気持ちが元気になる日はやってきます。
その時にやりたいことをやればいいのです。
子どもも「学校に行かなければいけない。勉強しなくてはならない」ことはわかっているのです。
まとめ
子どもが学校に行きたくないと言い出し、休みが続くと親はどんどん心配になるものです。
自分は甘やかしているのではないか?不登校は甘えなのか?ずるいのか?と悩んでしまうものです。
ですが、子どもがストレスは言葉にすることは難しいことです。
何が原因かを突きとめる事も必要かもしれませんが、まずはゆっくり休ませてあげることも必要です。
もう少し時間がたったら教えてくれるかもしれない、子ども自身が気付くのかもしれない。
私自身も、そんな風に思うのは難しい事ですが、少し時間をかけて子どもに寄り添い一緒に笑える日々を過ごしてみることから初めてわかってくることがあるのかもしれません。
親が「甘やかしている」という声も未だに少なくありません。
そんな声に悩む声を紹介しています。

